「その材料ない」の解決方法
1.材料屋が「ない」と言う理由
- 販売可能な量と、購入希望量のギャップが大きいので、「ない」と答えて、断る。
- 材料を扱っている材料屋さんと取引がないから、「ない」と答えて、断る。
- 市場にない材料なので、「ない」と答えて、断る。
- その材料を知らないから、「ない」と答えて、断る。
- 調べるのが面倒だから、「ない」と答えて、断る。
- 調べても購入してもらえないから、「ない」と答えて、断る。
- 儲からないから、扱いたくない材料は、「ない」と答えて、断る。
- そもそも彼方の会社に売りたくないから、「ない」と答えて、断る。
- 材料の発注担当者がイヤミが多いので、「ない」と答えて、断る。
「その材料ない」にも色々と理由があります。
この理由の中で、妥当なのは1番から3番でしょう。
4番から9番までは、材料屋さんと良好な関係ならば、発生しません。
しかし、材料屋と関係悪化ですと、頻繁に発生します。
注意してください。
2.そもそも設計時の素材選択が問題
お仕事で図面を書くときに、有りそうな素材で設計しないのが問題だ。
有りそうな素材とは、材料屋に在庫している材料です。
材料の種類やサイズが不明では、設計が出来ないと思うのです。
それでも今までは、設計が出来ていました。
それは設計者が素材のサイズを知っていたからです。
最近、材料の種類やサイズを考えていない図面を多く見かけます。
素材がないと製品は出来ません。
そこで図面が設計者と製作者で行ったり来たり。
行ったり来たりすると、必ずコストがかかります。
このコストが値段に反映されます。
このコストを支払える状況でしたら問題になりませんが、現在はコストカッターが暗躍する時代です。
このコストをカットするならば、素材の問合せで行ったり来たりを減らす必要があります。
材料屋の在庫している材料の種類とサイズ表を元に設計すれば、解決できます。
しかし、材料屋さんは在庫サイズ表を出したがりません。
理由は、面倒だから。
そんな時には、と取扱い材料サイズ表を使ってください。
3.それでも「ない」と言われた。
それでも「材料がない」と言われたときには、当店に問い合わせてください。
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結果的に「ない」時もあります。