焼入れしない炭素工具鋼 SK3は、S55C ノルマル材に変更できる?

2018年9月15日

冷間プレス金型に焼入れしない部分に炭素工具鋼 SK3が、よく使用されています。
SS400より硬い、強いと言う理由で、使用しているようです。
しかし、何か変です。

そこで、「焼入れしない部分に使用する炭素工具鋼 SK3は、S50Cや、S55C ノルマル材に変更可能か?」検討します。

1.炭素工具鋼 SK3の焼鈍しの硬さ

大同特殊鋼    YK30:217HB以下
日立金属     YCS3:212HB以下
日本高周波鋼業 K3M:212HB以下

2.新日鉄のS55C ノルマル材の硬さ

新日鉄 S55C ノルマル材:HS32から28、中心HS30 (207から183HB、中心197HB)

3.比較結果と問題点

焼入れをしないで使用する炭素工具鋼 SK3の用途なら、S55C ノルマル材を使用できる可能性があります。
しかし、切削性やワイヤーカットの安定度合いなど、問題になると思います。

一昔前は、「S50CやS55Cの構造用鋼は値段が安いのだから、そんなに苦情言わないでください。」など、よく言われました。
この頃は、門前払いはなくなったようです。

4.注意

現実問題として、今まで使用してきた材料を変更することは、リスクが有ります。
炭素工具鋼 SK3とS55C ノルマル材は、冷間工具鋼と構造用鋼の違いがあります。
この違いが大きいかもしれません。材料変更は慎重に様子を見ながら進めてください。

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2018年9月15日

Posted by 店主「さんどう」