G-STARはジェネラル-スターって知ってる?

2018年9月12日

「G-STARはジェネラル-スターって知ってる?」について、考えます。
カタログに(GENERAL-STAR)とわざわざ書いてあります。何か大同特殊鋼の願いが込められているのかも知れません。

このページは大同特殊鋼の「技術資料 No.SD9712、大同の耐食プラスチック型用鋼STARシリーズ G-STAR」を元に作成しました。
確実な情報が必要なときには、大同特殊鋼の最新カタログを取寄せてください。


1. 特徴

(1)優れた耐食性(マルテンサイト系ステンレス鋼)
(2)優れた被削性:快削ステンレス鋼
(3)納入硬さ35HRCでそのまま使用可能
(4)焼入焼戻しにより高硬度化:48HRC(1030℃焼入れ)

2. 用途

(1)光ディスク用母型
(2)耐食性要求の受板、取付板
(3)錆をきらう冷却水孔のある受板
(4)Cr-メッキ型からの切換型
(5)NAK,PX5の耐食性要求のキャビ型

3. 納入状態と化学成分

大同記号  :G-STAR
納入状態  :プリハードン33~37HRC
化学成分% :0.35C-0.1S-16Cr-1Mo

4. 素材形状

素材:黒皮平板のみ確認
プレート:不明

5. G-STARの位置付け

プリハードン状態(35HRC):#3000程度
焼入焼戻し状態(48HRC):#5000程度

6. 耐食性

NAK55やPX5で耐食性の問題が有るときに、おすすめです。

鋼種 1%HCl,24h室温 1%HN03,24h室温 蒸留水,24h室温 塩水噴,48h
G-STAR 15.6g/m2h 9.2g/m2h 0 g/m2h C
NAK55 18.2 0.01 D
PX5 16.2 0.01 D
S-STAR 17.3 1.7 0 B
市販品 59.7 8.4 0 C

塩水噴霧試験結果(48h後の試験片観察結果)

G-STARが錆びにくい(耐食性が高い)ようです。それにしても、NAK55の錆ぐあい、見事です。実際に見てみたいものです。
市販品て、何でしょうか。SUS420でしょうか?

7. 焼入れ焼戻し

硬さは最高48HRC(1030℃焼入れ)が得られます。

焼入れ:1030℃、空冷あるいはガス冷
焼戻し :200~400℃ (変寸重視)、490~510℃ (放電加工割れ対応)

8. 放電加工性

加工能率はNA K55と同等ですが、加工面にはヘアラインが残存しま
すので、そのままでの使用はできません。

9. 機械的特性

硬さ(HRC) 硬さ(HRC)
35 49
引張強さ(N/m㎡) 1060 1650
0.2%耐カ(N/m㎡) 855 1285
伸 び(%) 16 7
絞 り(%) 35 5
衝撃値2uE20℃(J/c㎡) 11 5

*試験片は155x610S素材より切り出し

10. 溶接

溶接棒(TlG) :AWS ER420(J1S SUS420J2)
予 熱    :200~250℃
後 熱    :プリハードン状態  650℃、焼入・焼もどし状態 510℃(放電加工割れ対応)、焼入・焼もどし状態 250℃(変寸重視)

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2018年9月12日

Posted by 店主「さんどう」