SGD3とSWRM
1. SGD3とSWRMの混在
SSミガキ丸棒の10mm以下は、SGD3とSWRMが混在している。
在庫状況で色々。
SSミガキ丸棒の10mm以下は、SWRMと考えた方が無難だ。
2. 表面がひかっている材料
SGD3:どちらかと言うと、切削用だ。
SWRM:どちらかと言うと、曲げなどの変形用だ。
SSミガキに過大な要望は、禁物だ。
切削用と表現する時は、ある程度硬い材料だ。
また、曲げなどの変形用と表現する時は、変形して割れが入りにくい材料だ。
「SGD3が切削用なら、快削鋼が有るだろ」と言われる。
切削性が良いのが快削鋼だ。
この様に追求されると、困る。
SGD3は快削鋼より切削性は劣る。
快削鋼を使いたくない時も有るのだ。
「SWRMが曲げなどの変形用だけれど、曲げたら割れが入った」と言われる。
割れない材料と言っていない。割れにくいと言っているだけだ。
そもそも割れなかったら、切断なんて出来ない。
ただ、SWRMに種類が有る。
SWRM6とか、SWRM8など。
SWRM6とSWRM8は混在している。
SWRMの直径5mmが有っても、SWRM8の直径5mmがないようなものだ。
SWRM以下の数字を指定すると、見つからない場合が多い。
3. サイズ
SGD3の丸棒は、直径5mm以上になる。直径5mm未満を探してもない。
SWRMの丸棒は、直径6mm以下になる。ただ、直径6から10mm間は、探せばあるかも?