アルミA5052、A5083、A6061、A2017のハイスペック板について
注意
ここで表示している数値は、例です。必要な時は、それぞれ確認してください。
1.材質の種類
材質は4種類:A5052、A5083、A6061、A2017
アルミ屋さんによっては、A5052だけの場合も有ります。
2.板厚精度と平坦度
アルミ板のハイスペックは、板厚精度と平坦度が、通常品より高い板です。
板厚6mmの 板厚公差 |
板厚6mmの 平坦度 |
板厚20mmの 板厚公差 |
板厚20mmの 平坦度 |
板厚50mmの 板厚公差 |
板厚50mmの 平坦度 |
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A5052 | +-0.08mm | 0.4mm | +-0.2mm | 0.4mm | +-0.5mm | 0.4mm |
A5083 | +-0.12mm | 0.4mm | +-0.3mm | 0.4mm | +-0.5mm | 0.4mm |
A6061 | +-0.13mm | 1.5mm | +-0.4mm | 2mm | +-0.65mm | 2mm |
A2017 | +-0.13mm | 1.5mm | +-0.4mm | 2mm | +-0.65mm | 2mm |
平坦度は、(A5052、A5083)と、(A6061,A2017)に分かれる。この違いは、熱処理で硬くする関係だ。
この平坦度は、1000mm×1000mm内の数値です。
3.通常品とハイスペックの比較
板厚6mmの 板厚公差 |
板厚6mmの 平坦度 |
板厚20mmの 板厚公差 |
板厚20mmの 平坦度 |
板厚50mmの 板厚公差 |
板厚50mmの 平坦度 |
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ハイスペック A5052 | +-0.08mm | 0.4mm | +-0.2mm | 0.4mm | +-0.5mm | 0.4mm |
通常品 A5052 | +-0.4mm | – | +-0.8mm | – | +-1.3mm | – |
ハイスペック板と通常板で、公差はこんな感じ。
通常品でもノギスで測ってみると、ハイスペックの公差に入っていたりする。
結局、公差は、外さない、または、外れない範囲で、実際に狙う数値とは違う。
通常品は平坦度の記載が無いので、不明。
4.製造元の比較
板厚6mmの 板厚公差 |
板厚6mmの 平坦度 |
板厚20mmの 板厚公差 |
板厚20mmの 平坦度 |
板厚50mmの 板厚公差 |
板厚50mmの 平坦度 |
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ハイスペック A5052 |
+-0.08mm | 0.4mm | +-0.2mm | 0.4mm | +-0.5mm | 0.4mm |
ハイスペック A5052 比較B |
+-0.04mm | – | +-0.1mm | – | 取扱いなし | – |
ハイスペックの公差は、色々です。
⇒ 精度がいるなら、切削品になる。
5.代引とクレジットで販売しています
掲載以外は、問合せしてください。
6.記号訂正
A5058と記載していましたが、間違いで、A5083でした。訂正しました。2019年8月28日