アルミA5052、A5083、A6061、A2017のハイスペック板について

2018年9月13日

注意
ここで表示している数値は、例です。必要な時は、それぞれ確認してください。

1.材質の種類

材質は4種類:A5052、A5083、A6061、A2017
アルミ屋さんによっては、A5052だけの場合も有ります。

2.板厚精度と平坦度

アルミ板のハイスペックは、板厚精度と平坦度が、通常品より高い板です。

板厚6mmの
板厚公差
板厚6mmの
平坦度
板厚20mmの
板厚公差
板厚20mmの
平坦度
板厚50mmの
板厚公差
板厚50mmの
平坦度
A5052 +-0.08mm 0.4mm +-0.2mm 0.4mm +-0.5mm 0.4mm
A5083 +-0.12mm 0.4mm +-0.3mm 0.4mm +-0.5mm 0.4mm
A6061 +-0.13mm 1.5mm +-0.4mm 2mm +-0.65mm 2mm
A2017 +-0.13mm 1.5mm +-0.4mm 2mm +-0.65mm 2mm

平坦度は、(A5052、A5083)と、(A6061,A2017)に分かれる。この違いは、熱処理で硬くする関係だ。
この平坦度は、1000mm×1000mm内の数値です。

3.通常品とハイスペックの比較

板厚6mmの
板厚公差
板厚6mmの
平坦度
板厚20mmの
板厚公差
板厚20mmの
平坦度
板厚50mmの
板厚公差
板厚50mmの
平坦度
ハイスペック A5052 +-0.08mm 0.4mm +-0.2mm 0.4mm +-0.5mm 0.4mm
通常品 A5052 +-0.4mm +-0.8mm +-1.3mm

ハイスペック板と通常板で、公差はこんな感じ。

通常品でもノギスで測ってみると、ハイスペックの公差に入っていたりする。
結局、公差は、外さない、または、外れない範囲で、実際に狙う数値とは違う。

通常品は平坦度の記載が無いので、不明。

4.製造元の比較

板厚6mmの
板厚公差
板厚6mmの
平坦度
板厚20mmの
板厚公差
板厚20mmの
平坦度
板厚50mmの
板厚公差
板厚50mmの
平坦度
ハイスペック
A5052
+-0.08mm 0.4mm +-0.2mm 0.4mm +-0.5mm 0.4mm
ハイスペック
A5052 比較B
+-0.04mm +-0.1mm 取扱いなし

ハイスペックの公差は、色々です。
⇒ 精度がいるなら、切削品になる。

5.代引とクレジットで販売しています

掲載以外は、問合せしてください。

6.記号訂正

A5058と記載していましたが、間違いで、A5083でした。訂正しました。2019年8月28日

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2018年9月13日

Posted by 店主「さんどう」