リン酸亜鉛処理の調査
1.問合わせが入る
取引先のおじさんから、リン酸亜鉛処理について、教えてと、電話が入った。
そんなこと聞かれても、材料屋です。表面処理は、門外漢なのだ。
当店は、「熱処理屋さんに、聞いて」と回答した。
熱処理は、表面処理が付いて廻るので、この様に回答した。
それでも、不服そうなので、調べることにしました。
2.参考にしたページ
亜鉛めっき
http://www.jlzda.gr.jp/mekki/me_d/d05.htm
金属表面処理の朝日工業|技術紹介
http://www.asahione.co.jp/technique/index.html
リン酸亜鉛処理/鉄鋼製品の塗装前処理/株式会社ワカヤマ
http://www.wakayamapp.jp/product/rinsan_aen/rinsan_aen.asp
3.呼び方、色々
リン酸亜鉛処理を、りん酸塩処理と言う場合があるようです。
燐酸亜鉛皮膜処理、りん酸亜鉛化成皮膜処理も有る。
4.用途
塗装の前処理:
鉄材料に塗装する前処理として、燐酸亜鉛皮膜処理(パーカーラィジング、ボンデライト)をする。
錆び防止と塗装の載り改善でしょうか?
溶融亜鉛メッキの後処理:
溶融亜鉛メッキ後に、りん酸亜鉛化成皮膜処理する。
溶融亜鉛メッキは、ギンギラギンの表面です。
りん酸亜鉛処理すると、灰色で落ち着きのある色調の無光沢な表面になります。
溶融亜鉛メッキで錆び防止なので、見た目の改善でしょうか?
それとも、黒染め塗装の改善でしょうか?
5.必要な答えは、どっち
取引先のおじさんが必要とした答えは、どちらだろうか?
「塗装の前処理」と「溶融亜鉛メッキの後処理」、どちらが必要だったのだろうか?
不明なので、両方回答しよう。
6.注意
当店は、りん酸亜鉛処理を取り扱っていません。
資料は、ここに書いて有るだけです。これ以上、理解していません。
詳細の問合せに、対応できません。
詳細の問合せは、メッキ屋さんにしてください。