長さの単位
1. 長さ単位で間違える
材料屋は、「1センチ角1mを1本」と言われると、間違う確率が高くなる。
「10mm×10mm×1mを1本」と言われると、間違わない。
50マイクロメーターは通じない。0.05mmなら通じる。
土木屋さんが、「床の10セン」と言う場合が有る。
これは床に厚さ10㎝のコンクリートを施工になる。
業界と地域で言い方が変わる。ここ、注意です。
2. 材料屋の長さの単位
長さ単位:mmが基本、長い時はmを使う。単位未記入の数字だけ時は、mmになる。
使わない単位:センチメートル、ミリメートル、メートル、cm、マイクロメーターは、使わない。
50マイクロメーター=0.05mm
100マイクロメーター=0.10mm
150マイクロメーター=0.15mm
丸棒の表記:丸棒 直径〇○mm
10mm丸の注意点:丸棒で直径10mmと判断します。10mmを半径で判断しません。直径10mm丸が正しい。
四角棒の表記:四角棒 ○○mm×○○mm
六角棒の表記:六角棒 HEX○○mm
6角に注意:6mm×6mmの四角棒の場合と、六角形の場合が有る。四角棒や六角棒の表記が必要だ。
対辺〇○mm:六角形で表示する場合が有る。通じる人には通じる
H〇○mm:六角のHEXからHを付ける場合が有る。六角棒 H〇○mmで通じる場合が有る。
丸パイプの表記:外径〇○mm×肉厚〇○mm
丸パイプの最初に来る数字は、外径だ。
「丸パイプ 直径〇○mm×肉厚〇mm」は、外径〇○mmになる。
外径、内径、厚さを記載したい時、「丸パイプ 外径〇○mm×内径〇○mm×肉厚〇mm」となる。
長さ1.5mと長さ1500mmの違い
長さ1.5mの時、長さ1.5m以上で約1500mmになる。実際の長さは1500から1550mm間で、1505㎜程度。
長さ1500mmの時、長さ1500mm-1505mm間で、1502㎜程度。