材料屋の営業、拡販方法
日々の営業とは違います。「営業中」とは違います。
ここの営業は、新規開拓のために、あっち行って、こっち行って、販売拡販のこと。
一生懸命仕事しても、材料も売れない時代です。
注意
このページは、当店の勝手な考え事です。合っている時も有れば、間違っていることもあります。
1. 材料屋の状況
バブル崩壊、ネットバブル崩壊、リーマンショック、そして2016年後半の停滞など、いい感じで売れている後に、売れない時期が必ず来る。材料屋業界も同じで、苦しい状況が続いている感じ。
例えば、
http://002tousan.seesaa.net/
で「鋼」で検索すると、色々鋼材屋さんの倒産情報が出てきます。
また、「非鉄」で検索すると、色々アルミ屋さんの倒産情報が出てきます。
「売れない時期だけれど、売る」となると、拡販になる。
現在の地域だと限界なら、他地域に出店して、拡販する。
有れやります、これもできますで、拡販する。
「売上が上がらなければ、終わりだ」って感じで、頑張っている。
2. 拡販は地道な努力が本道
急に拡販を進めても、無理だ。拡販は地道な努力が本道なのだ。
昨日まで、「販売無理」と言っていた相手に、「買ってください」と言っても、相手にされない。
急に拡販に動いても、無理なのだ。「急な拡販無理」となる。
「拡販無理」と社長や支店長、上司に話すと、「仕方ない値引き」となる。
最初から「値引きで拡販命令」もある。
3. 値引きで拡販
1.値引きのプライスリストを郵送するか、持って配る
2.「低価格」とアピール。
3.「相見積もりして確認してください」で、アピール。
4.見積依頼がが来たら、通常価格の1/2で見積もり回答。
5.1/2価格で受注できれば、大成功
4. 競合落とし
お客に食い込めだら、次作戦
1.相見積もりの継続だ。
2.毎回の低価格見積と、毎回受注する。
受注できない競合先を落としていく。
3.競合が落ちたかどうか確認のために、あえて通常値段で見積する。
4.通常価格で受注できなければ、低価格見積の継続だ
5.通常価格で受注できれば、競合落としの完成だ。
5. 値戻し
低価格販売だと、赤字決定なので、値戻しに移る。
値戻しに理由
・支払が月々5万円以下なので、翌月から値上げ。
・手形支払いは、翌月から値上げ。
・自振りの手形支払いは、翌月から値上げ。
・配送ルートから外れているので、翌月から値上げ。
・この辺の配送量が少ないので、翌月から値上げ。
・注文量が少ないので、翌月から値上げ。
・短納期なので、翌月から値上げ。
・サイズが合わないので、翌月から値上げ。
・個数が少ないので、翌月から値上げ。
・取り扱い材質と合わないので、翌月から値上げ。
・仕様が厳しいので、翌月から値上げ。
・社長命令で、翌月から値上げ。
ま、こんな感じで、値戻しします。
お客にとって、値上げになる。
値上げ理由を言えばまだ良い方で、翌日からスコーンと値上げもあります。
6. どうする?
拡販価格を継続する方法を知りたい時は、PAYPALで支払い済んでから、「拡販価格を、継続する方法を教えてください」で問い合わせください。