アルミアングル 切断公差規格
1.切断方法と公差
1-1丸鋸切断
丸鋸切断は、丸鋸固定で材料が動く感じ。
丸いノコで切断:切断公差0から+2mm
例えば300mmで切断した場合、300から302mmで、301mm狙いで切断になる。
1-2 ランニングソー切断
材料を固定して、丸鋸が動いて切断する感じ。
ランニングソーの長さ公差:
長さ400mm以下の時:0から+0.5mm
長さ400.5mm以上の時:0から+1mm
例えば300mmで切断した場合、300から300.5mmで、300.25mm狙いで切断になる。
例えば450mmで切断した場合、450から451mmで、450.5mm狙いで切断になる。
2.注文の注意
「長さ300mm以下でほしい。」で注文すると、間違える確率が増える。
通常
長さ300mmで丸鋸だと、301mm狙いで切断する。
長さ300mmでランニングソー切断だと、300.25mm狙いで切断する。
こんな現場に、「300mm以下で切断」と指示すると、いつもと違う指示なので、混乱して、間違える。
間違えを防ぐには、通常注文が必要なのだ。
長さ300mm以下で丸鋸切断なら、「長さ298mmで切断」で注文する。
長さ300mm以下でランニングソー切断なら、「長さ299.5mmで切断」で注文する。
これなら、間違える確率が少なくなる。