鉄の調質材

2018年12月18日

当店サイトに調質材ページが散らばっています。そこで、調質材のインデックス的に、整理しました。

1.序章

調質は、鉄、アルミ、銅、真鍮などでも使われる。ここでは、鉄の材料、S45CやSCM435、SCM440の調質材について、書きます。

2.言葉の説明

調質とは、熱処理して材料の性能を整える事です。

S45CやSCM435、SCM440は、炭素量がそれなりに入っているので、焼き入れすれば、表面はHRC60くらいになる。でも、S45CやSCM435、SCM440は、HRC60ぐらいでは通常使わない。HRC20や30程度に焼き戻しして使う。

当店の感覚だと、HRC60のS45CやSCM435、SCM440は、割れたり、欠けたり、ひびが入ったりと、とんでもないことが発生する気がする。鉄は、硬くなれば、割れやすくなる。硬いのが必要なら、クロムとか、モリブデンとか、ニッケルとか入れて、割れにくくしている。何も対策成分を入れないで、硬くすると、割れ、欠け、ヒビが発生するのが、道理だ。

自動車部品にS45CやSCM435、SCM440などの調質材が使われている。割れないように、欠けないように、ヒビが入らないように、材料を徹底管理して、安全寄りで進めている。安全寄りで進めても、テスト車を10万㎞の耐久走行試験したり、エンジンやトランスミッション耐久試験をしている。安全寄りで進めても、耐久試験する。それでも、リコールが発生する。

S45Cを調質してHRC20程度にした材料が、S45C調質材と言われる。
SCM435を調質してHRC30程度にした材料が、SCM435調質材と言われる。
SCM440を調質してHRC30程度にした材料が、SCM440調質材と言われる。

3.S45Cの非調質鋼の整理

S45Cの調質相当材をメーカーが作ると、非調質鋼、または、非調質材と言われ、それぞれメーカー記号が付く。このメーカー記号で呼ばれ、流通する。流通していないメーカー記号を使うと、「はー?」になる。

S45C非調質鋼の名前

4.S45C調質材の説明

S45C調質材の説明ページ:S45C調質材相当の整理

5.SCM調質材の説明

SCM440調質の説明ページ:SCM440調質材の整理

6.ミガキの調質材の説明

S45Cの調質ミガキ丸棒について

SCM435の調質ミガキ丸棒について

SNB7 ミガキの丸棒

7.S45C調質材の選定

S45C調質材の黒皮とミガキ どっち選ぶ?:調質のS45Cが必要な時

8.SCM調質材の選定

SCM調質材の黒皮とミガキ どっち選ぶ?:調質のSCMが必要な時

9.板の調質材なら

SCM調質材の代わりにPXA30

NAK55板の販売規格

NAK80板の販売規格

PXA30板の販売規格

G-STAR板の販売規格

10.調質材を購入するなら

S45CとSCM440Hの調質材丸棒切断販売規格

S45CとSCM435の調質材ミガキ丸棒販売規格

11.調質材を代引きとクレジット決済で販売です。

S45C調質材ミガキ丸棒 S45C調質材 黒皮丸棒 SCM435調質材ミガキ丸棒 SCM440の調質材 黒皮丸棒などで、代引きとクレジット決済で販売しています。

S45C調質

S45Cを仕上がり寸法近くまで切削後、熱処理屋さんにHRC20程度で調質に出す。熱処理屋さんから帰ってきたら、仕上げる感じです。

COPILOTの説明:S45C調質とは、JIS規格に基づく機械構造用炭素鋼S45Cの熱処理工程の一つです。この工程では、材料の硬度と強度を高めるために、特定の温度で加熱後、急速に冷却することで行われます。具体的には、焼入れと焼戻しの工程を経て、材料の機械的性質を向上させることが目的です。この処理により、S45Cはボルトやナットなどの一般的な機械部品に適した材料となり、耐摩耗性や疲労強度が向上します。また、調質されたS45Cは、その後の機械加工においても優れた加工性を示すため、幅広い産業分野で利用されています。

当店のコメント:近くに熱処理屋さんが有れば、熱処理屋さんに出すのが良いです。でも、熱処理屋さんがない時は、S45C調質相当材になる。

調質材

山洞金物店のコメント:鉄の調質材は、S45CとSCM440、SCM435などで、表面硬さは、HRC20-30程度。

以下のページは、「Bing AI」の回答です。間違っている可能性も有ります。
正解は、JISや製造メーカーなどのページを活用してください。


「Bing AI」の説明:調質材とは、金属や合金の表面に特定の成分を添加したり、熱処理したりして、硬さや耐摩耗性などの物性を改善するために用いられる材料のことです。調質材は、機械部品や工具などの製造に広く利用されています。調質材の種類には、炭素鋼、合金鋼、ステンレス鋼、チタン合金などがあります。調質材の選択には、目的とする性能や加工条件などを考慮する必要があります。

山洞金物店のコメント:鉄の調質材は、S45CとSCM440、SCM435になる。硬さは、HRC20-30程度。


「Bing AI」の説明:調質材とは、料理の味や風味を調整するために使われる食材のことです。調質材には、塩、砂糖、醤油、みりん、酢、酒、だし、オイル、バター、チーズなどがあります。調質材の使い方は、料理の種類や目的によって異なりますが、一般的には以下のようなポイントがあります。

– 調質材は少量ずつ加えて味を確かめながら使うことが大切です。過剰に使うと料理の本来の味や栄養が失われたり、健康に悪影響を及ぼしたりする可能性があります。
– 調質材は料理の最後の仕上げに加えることが多いですが、場合によっては最初に加えたり、途中で加えたりすることもあります。例えば、肉や魚を焼くときは最初に塩を振って水分を抜き、香ばしさや旨みを引き出します。また、煮物や炒め物などの熱い料理は火を止めてから調質材を加えると味が染み込みやすくなります。
– 調質材は料理の特徴や雰囲気に合わせて選ぶことが重要です。例えば、和食には醤油やみりんなどの日本の調味料を使うことで風味や色合いが良くなります。一方、洋食にはバターやチーズなどの乳製品やハーブやスパイスなどの西洋の調味料を使うことでコクや香りが増します。
– 調質材は料理のバランスやコントラストを考えて使うことも大切です。例えば、甘い料理には少し酸味を加えることでさっぱりとした味になります。また、辛い料理には少し甘みを加えることでまろやかな味になります。

以上のように、調質材は料理の味や風味を調整するために欠かせない食材です。しかし、調質材だけではなく、素材の選び方や下処理や調理法なども料理の出来栄えに影響します。調質材を上手に使って美味しい料理を作りましょう。

山洞金物店のコメント:この説明は、料理の話です。材料の説明ではないです。

材料記号にⒽ S45CにⒽ まるH

山洞金物店のコメント:硬くなっている材料です。調質材とか、プレハードンと言った方が間違いないです。

以下のページは、「Bing AI」の回答です。間違っている可能性も有ります。
正解は、JISや製造メーカーなどのページを活用してください。


「Bing AI」の説明:材料記号にⒽという記号が付く場合、それは「焼入れ性を保証した鋼材」を意味します。焼入れ性とは、鋼材を高温で加熱した後に急冷することで硬化させる能力のことです。焼入れ性を保証した鋼材は、JIS G 4052に規定されており、クロムモリブデン鋼やニッケルクロムモリブデン鋼、マンガン鋼など24種類があります。例えば、SCM440Hという材料記号は、焼入れ性が保証されたSCM440材を表します。SCM440はクロムモリブデン鋼の一種で、機械構造用の合金鋼です。

材料記号にⒽという記号が付く場合、それは焼入れ性を保証した鋼材であることを示すので、そのような材料を選択する際には、その特性や用途に注意する必要があります。焼入れ性を保証した鋼材は、高い強度や耐摩耗性を持ちますが、同時に加工性や溶接性が低下する傾向があります。また、焼入れ性を保証した鋼材は、熱処理によって硬度や靭性が変化するので、適切な熱処理条件を選定することも重要です。

以上のように、材料記号にⒽという記号が付く場合、それは「焼入れ性を保証した鋼材」であることを示しています。このような鋼材は、高い機械的性質を持ちますが、加工や熱処理には注意が必要です。

山洞金物店のコメント:このⒽは、SCM415H、SCM420H、SCM435H、SCM440HのHに付いて、説明しています。Ⓗで、通じない場合が有ります。


「Bing AI」の説明:S45CにⒽとは、機械構造用炭素鋼であるS45Cに熱処理を施した材料のことです。熱処理とは、鋼の硬度や強度、靭性などの機械的性質を改善するために、鋼を加熱したり冷却したりする操作のことです。Ⓗという記号は、焼入れと焼戻し(調質)を示しています。焼入れとは、鋼を高温で加熱し、急速に冷却することで鋼の硬度を上げる操作です。焼戻しとは、焼入れ後に鋼を低温で加熱し、ゆっくり冷却することで鋼の靭性を上げる操作です。焼入れと焼戻しを行うことで、硬くて粘り強い鋼にすることができます。

S45CにⒽは、ねじやボルトなどの部品によく使われます。一般的な鉄製品に比べて約1.7倍くらいの強度があります。 S45CにⒽは、炭素鋼なので錆びやすいという欠点がありますが、めっき処理や塗装などで防錆対策をすることができます。

山洞金物店のコメント:材料記号の最後に、HやⒽ(まるH)が有ったら、調質、硬さを確認しましょう。通じない場合が有ります。


「Bing AI」の説明:材料のⒽは、高温超伝導体として注目されている水素化物の一種です。材料のⒽは、水素とランタノイドの混合物を高圧下で加熱することで合成されます。材料のⒽは、室温で超伝導を示すことが実験的に確認されており、その臨界温度は約250Kと推定されています。材料のⒽの超伝導機構はまだ不明ですが、水素原子間の強い相互作用が関係していると考えられています。材料のⒽは、エネルギー貯蔵や電力伝送などの応用分野において革新的な技術をもたらす可能性があります。

山洞金物店のコメント:この説明は不明です。S45CやSCM435、SCM440のⒽとは違う説明のようです。


「Bing AI」の説明:S45CにⒽという記号を見たことがありますか?この記号は、機械構造用炭素鋼であるS45Cに熱処理を施したことを表しています。熱処理とは、金属の組織や性質を変化させるために、加熱や冷却などの操作を行うことです。熱処理にはさまざまな種類がありますが、S45CにⒽという場合は、焼入れと焼戻し(調質)という熱処理を指します。

焼入れと焼戻し(調質)とは
焼入れとは、鋼を高温で加熱した後、急速に冷却することで、鋼の硬度を上げる操作です。焼入れを行うと、鋼の組織はマルテンサイトという硬くて脆い組織になります。しかし、マルテンサイトは組織的にも不安定で、引張り強度や耐力などの機械的性質が低くなります。

そこで、焼戻しという操作を行います。焼戻しとは、焼入れ後の鋼を中温で加熱し、適度に冷却することで、鋼の組織を安定化させる操作です。焼戻しを行うと、鋼の組織はテンパーマルテンサイトという組織になります。テンパーマルテンサイトは、マルテンサイトよりも柔らかくて粘り強い組織で、引張り強度や耐力などの機械的性質が向上します。

焼入れと焼戻し(調質)を行うことで、鋼は硬くて粘り強い性質を持つようになります。このような性質は、ねじやボルトなどの部品に求められる性質です。そのため、S45CにⒽは、ねじやボルトなどの部品によく使用されます。

S45CにⒽの特徴
S45CにⒽの特徴は以下の通りです。

・硬度:HRC33~39
・引張り強度:735~980N/mm2
・耐力:490~735N/mm2
・伸び:12~18%
・面心立方格子(FCC)組織

S45CにⒽの用途
S45CにⒽの用途は以下の通りです。

・ねじやボルトなどの高強度部品
・歯車やシャフトなどの摩耗部品
・バネや刃物などの高靭性部品

まとめ
S45CにⒽという記号は、機械構造用炭素鋼であるS45Cに焼入れと焼戻し(調質)という熱処理を施したことを表しています。この

山洞金物店のコメント:Ⓗは、注意が必要です。注文する時も、受注する時も。

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2018年12月18日

Posted by 店主「さんどう」